つむぎ、つたえ、つなげる

終活の基本

〜ケアマネジャーと考える終活のはなし〜

はじめに ― このブログを書こうと思った理由

はじめまして。
私は、全国で一番人口の少ない県の西部にある市でケアマネジャーとして働いています。

この地域は、人口こそ少ないものの高齢者の割合が高く、いわば少子高齢社会の縮図のような場所です。
どの地域でも程度の差こそあれ、同じような状況にあるのではないでしょうか。

20代後半から福祉の現場で10年以上働いてきましたが、いまだに日々新しい発見があります。
利用者の中には似たような境遇の方もおられますが、経歴も性格もまったく異なります。

あたりまえのことですが、だからこそ重要なことだと感じています。
誰もが、誰かにとって大切な存在であるということ。
そして、自分の人生を歩んでいるのは、まぎれもなく「自分」だということ。

このブログでは、「若者」「高齢者」などの枠組みではなく、
ひとりひとりの“人生”として、終活について一緒に考えていけたらと思っています。


ケアマネとしての現場で感じる“人生のしめくくり”

ケアマネジャーとして働く中で、人生の最期の場面に立ち会うことも少なくありません。

利用者が亡くなると私の任務は終了となるのですが、
「お疲れさまでした」とすっきり締めくくれる場合もあれば、
「さて、どうしたものか」と終わるに終われないこともあります。


私自身の「死」への思いと向き合い方

私自身、思春期に「死」というものを意識するようになってから、
ふとしたときに、存在が消えてしまうという恐怖に襲われることがありました。
それはだいたい、夜眠るとき。不定期にやってきます。

最近は「考えても仕方ない」と少し開き直ることができるようになり、
隣で眠る子どもの安らかな寝顔を見て、ほっとして眠るようにしています。

それでもやっぱり、
死を目前にして腹をくくる勇気なんて、きっと私には出てこないと思います。


このブログで一緒に考えていきたいこと

生命を授かり、人として生きていることは奇跡です。
そして、生きとし生けるものに「死」が訪れるのも、まぎれもない事実です。

「死後の世界」については人それぞれに価値観や宗教観があります。
それについては、私が語るべきことではないでしょう。

このブログで考えたいのは、「必ずやってくる死」に対して、
私たちはどう準備し、どう向き合っていけるかということです。


このブログでは、終活を「早く始めて損はないこと」として、以下の視点から一緒に考えていきます。

  • 本人の視点
  • 家族の視点
  • 支援者(私たち)の視点

あわせて、

  • 介護保険制度のしくみ
  • 暮らしに役立つ社会保障制度
  • 終活に関係する時事問題

といった話題も取り上げていく予定です。

制度の話は難しそうに感じるかもしれませんが、
できるだけわかりやすく、暮らしに寄り添った形でお届けしていきます。


終活は、意識したときから始まる

終活は、意識したときからすでに始まっています。

「まだ早い」と思っていた方も、
「もう遅い」と感じていた方も、
これを機に、一緒に考えていけたらうれしいです。


さいごに ― 私のスタンスについて

※私は「終活アドバイザー」ではありません。
あくまで、ケアマネジャーとして現場で感じたことや、支援者としての視点からお伝えしていきます。


あとがき

もしこの記事を読んで、少しでも「終活」に興味を持っていただけたらうれしいです。
次回からは、より具体的なテーマにも触れていきますので、どうぞお楽しみに。


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