エンディングノートはどれを選ぶ?

エンディングノート

書きやすい一冊と中身のヒント【ケアマネ視点で解説】

最近では、「エンディングノート」が少しずつ身近な存在になってきました。
テレビや本で取り上げられる機会も増え、「いつか書いておきたい」と思っている方も多いのではないでしょうか。

とはいえ、実際に書き始めようとすると、
「どれを選べばいいのか分からない」
「何を書いたらいいのかイメージが湧かない」
そんな声もよく聞きます。

今回は、私がケアマネジャーとしての現場経験から、「書きやすいエンディングノートの選び方」と「書き始めるヒント」をご紹介します。
まずは気軽に手に取れる一冊から、終活の一歩を踏み出してみましょう。


市区町村に置かれている「無料のエンディングノート」

これまで多くのご家庭と関わる中で、地域の取り組みとして無料のエンディングノートを配布している自治体もよく見かけました。
市役所や町役場の福祉課、高齢福祉係、地域包括支援センターなどに「ご自由にお持ちください」と設置されていることがあります。

このタイプのノートは、内容がとてもシンプルで、記入欄も少なめ。
専門用語も少なく、1ページごとに気軽に書き込めるようになっているため、
「まずはエンディングノートに触れてみたい」という方にとって、入り口として最適です。

ただし、各自治体によって記載内容や構成にバラつきがあり、
自分の考えや想いを深く書くには物足りなさを感じることもあります。


書店に並ぶ「市販のエンディングノート」もおすすめ

最近では本屋やネット通販でも、さまざまなエンディングノートが販売されています。
表紙デザインもカラフルで、「終活っぽさ」を感じさせないものも多くなってきました。

特に注目したいのが、見やすさや書きやすさにこだわった市販ノートです。
見開きのバランス、文字の大きさ、構成のわかりやすさなどが丁寧に作られていて、
「これなら書けそう」と思える工夫がたくさん詰まっています。

たとえば、私自身が実際に手に取って「これは書きやすい」と感じたのが、こちらのノートです👇

👉Amazonで詳細を見る

項目ごとにしっかりと整理されていて、記入例も載っているので、何を書けばいいか迷わずに進められる点がとても良いです。
初めての方はもちろん、「以前チャレンジしたけど途中で止まってしまった…」という方にもおすすめの一冊です。


どんなことが書ける?内容の一部を紹介

エンディングノートに書く内容は、法律的な強制力があるわけではありません。
だからこそ、自分の気持ちや考えを“自由に残せる”のが魅力です。

実際に書かれている主な項目は──

  • 趣味や日々の楽しみ
  • 家族構成や大切な人たちへの想い
  • 医療・介護に関する希望(延命治療、介護施設の希望など)
  • 財産・年金・保険・口座情報
  • 通帳や印鑑などモノの所在
  • SNSやスマホのパスワード
  • 葬儀の希望やお墓・供養のこと

全部を書く必要はありません。
「これだけは伝えておきたい」「書いておいたら家族が安心するかも」
そんな視点で、気になるところから少しずつ書き進めてみてください。


書きながら、自分の人生と向き合う時間に

エンディングノートというと、「死に備えるためのもの」というイメージを持たれるかもしれません。
でも実際は、それだけではありません。

「自分はどんな人生を歩んできたのか」
「これからどう生きたいか」
そんな問いと向き合うことで、生き方を見つめ直す時間にもなります。

あるご利用者さんは、「ノートを書いていたら、若い頃の写真を見返して思い出に浸ってしまったよ」と笑いながら話してくださいました。
ご家族とも自然と会話が増え、「終活が“あたたかい時間”になる」こともあるのです。


まずは一冊、手に取ってみることから

どんなに立派なエンディングノートを買っても、
書かれなければ意味がありません。

まずは市区町村で配布されているものや、書店・通販で探してみましょう。
特に市販のものは種類も豊富なので、「自分に合った一冊」が見つかるはずです。

💡 エンディングノート、どれを選べばいい?
初心者でも書きやすい、市販のエンディングノート3冊を比較してご紹介しています。
👉 [おすすめエンディングノート3選はこちら]

「書いておいて本当に良かった」
そう思える日が、きっとやってきます。

🔗 あわせて読みたい

👉 終活って何をするの?

「終活って具体的に何をすればいいの?」という疑問にお応えします。人生のしまい方を前向きに考えるための第一歩を、一緒に整理してみませんか?

👉判断力が衰える前に考えておきたい「成年後見制度」〜終活としての備え〜

認知症などで判断力が低下すると、財産管理や施設入所の手続きが家族だけでは難しくなることも。制度の仕組みと、終活としての備え方を解説しています。


※この記事にはアフィリエイトリンク(PR)を含みますが、実際に体験して良かったものだけを紹介しています。

コメント

タイトルとURLをコピーしました